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不登校は面白い人生の幕開けだ

菊池さんから学ぶ考えすぎないことの大切さ【前編】

世界一即戦力な男菊池さん

今回インタビューさせていただいたのは、株式会社LIGでライターとして活躍されている菊池良さん。ご自身のプロモーションサイト「世界一即戦力な男」として就職活動を行い、更にはドラマ化・書籍化もされてネットの枠を超えて知名度を上げられました。最近では高知に住むイケダハヤトさんの家を燃やしに行くという記事が印象に残りました。
ルネサンス高等学校

目次

──不登校になった時期はいつ?

小学校2年くらいからちょくちょくさぼってましたね。無断欠席だった気がします。

──全然行かなくなったのはいつから?

本格的に行かなくなったのは、中2の春ぐらい。普通にサボっていましたね。
でも、あるとき親が校長に呼び出されたんですよ。90日くらい休んでたんですけど、それ以上休むと留年しますよと言われたそうです。でも、親は「学校に行け」とかは言わなかったですけどね。

──校長から助言があってからも行かなかった?

助言を受け入れて(笑)午後から行くようにしました。
昼ごはんを食べてから、学校に行き午後の授業を受けて帰るという。
それだったら遅刻になるんでセーフなんですよ。

中学校がお弁当だったんで、学校で食べても家で食べても一緒だったので、家で食べてから学校に行くという感じでしたね。

──行かなくなった理由は?

ただ面倒くさいというのが一番ですが、仲間が多かったのが影響していますね。

──仲間というのは?

同じ学年に4人不登校生がいて、その4人が全員近所だったんですよ。
歩いて5分もかからない所にみんな住んでいて、お互いの家をローテーションでまわって遊んだりしていましたね。

──学校に行って勉強しないとやばいという危機感とかは感じなかった?

それはゼロでしたね(笑)4人全員ゼロだったと思います。
テスト期間はちゃんと勉強してたんですよ。ギリギリ平均点くらいは出していたんで大丈夫かなっていう。

──学校というものが合わない云々よりも面倒くさいっていうのが大きかった?(笑)

合わないっていうのもありますよ。合わないって感じる前に行かなかったんですが、たぶん合わなかったんだと思います。






周りと競いながら上に上り詰める生き方をしていない

LIGの菊池さん

──人と一緒のことをしないことに対しての恐怖心みたいなものはなかった?

それはないですね。インターネットを見ていたからですね。
インターネットの日記サイトを見ていて無職の人とかいっぱいいるんですよ。でも、みんなそれをネタにして、楽しそうに暮らしていて。なので、自分も大丈夫だなって。35歳でも働いてなくていいんだみたいな(笑)

──学校に行ってない期間ていうのは家で何をしていた?

1人の時はネットをやって、友達といる時はゲームをしていました。

──ネットでは何をしていた?

ネットサーフィンと、自分でサイトをつくって日記を書いたりしていましたね。

──その時から文章を書いていた?

書いていました。どうでもいいことを。

──日記ってブログとは違う?

その時は、はてなダイアリーという、はてなブログの前身みたいなのがあって、その時は日記って呼んでいましたよ。

──それはどういう文章を書いていた?

その時は、何かニュースを拾ってきて、それについて一言二言、自分の思ったことを書くみたいなことをやっていましたね。

──ニュースというのはどういうニュースを?

ネットニュースです。
竹内力のあだ名が、船長だとかいうニュースを拾ってきて「こんなぴったりなあだ名がかつてあっただろうか!」とか、そういうコメントをつけて載せたりしていました。

今とぜんぜん変わってないと思います(笑)

──仲間の子たちとは集まってどのようなゲームをしていた?

サウンドノベルとかやってましたね、弟切草とか。
中古ゲーム屋に行けば、古いソフトが100円ぐらいで売っているので、買ってきてやるっていうのが流行っていましたね。

──そのあと高校に進学を?

高校は一応進学しました。友達に誘われて、調理科に行ったんですけど全然合わなくて、半年で辞めました。そこからまたいつもの生活ですね。不登校時代とあんまり変わらない生活に戻りましたね(笑)

──それで16歳ですよね。大学に行った?

大学に行ったのは、そこからかなり先の22歳です。

──それまではずっと不登校時代と同じような生活を?

そうですね。ただ友達はいなくなりましたけど(笑)
一人ずつ消えていくんですよ。連絡がつかなくなっていくという。

──……まるでサウンドノベルみたいですね。

1人、また1人と消えていく(笑)
中学時代の4人とは毎日のように遊んでいたんですが、今じゃ1人も連絡がつかないですね。

──何をしているかもわからない?

わからないんですよね。もう引っ越しちゃったんですけど、引っ越す前とか近所に住んでるはずなんですけど、外を歩いていて1回も会ったことがないんです。

──それは気になりますね。

気になりますね、ほんとにいたのかなって。

──(笑)?!

ほんとにいたのかなってちょっと思うんですよ。名前が思い出せないんで。
一番仲が良かった人の名前も思い出せないんです。

仲が良くて、1週間くらいその子のうちに泊まって一緒にゲームをしてたりしたんですけど、顔もウル覚えなんです。

──何で大学に進学しようと?

理由は色々あるんですけど「引きこもり生活に飽きた」っていうのが一番大きいですね。
もうずっとネット見ていて、生活自体は忙しかったんですけどね、ネットを見るのに。

TwitterとかFacebookとかが始まって、芸能人とかみんなブログをやり始めたりして。
そうなってくると、ずっとネットだけを見てることにメリットがないというか。
なんていうんですかね、ネットの世界とリアルが融合していっているんで、ずっとかぶりつきでネットを見る必要がなくなってきたんですよ。どこでも見れるので、引きこもる必要がなくなったのかなと思います。

──裏を返せばそれほどネットが好きだったってこと?

そうですね。今はスマホで動画が見れますけど、僕が引きこもっていた時は違いましたから。
デスクトップパソコンじゃないと動画なんて見れなかったので、その時点で動画を見るにはずっとデスクトップパソコンの前にいなきゃいけないじゃないですか。

ちょうど引きこもりはじめた時にYouTubeが出てきたんです。これはすごいぞって。
その時代のYouTubeの一部はすごかったんですよ。無法地帯だったんで。あまり大きな声じゃ言えませんが。
ネットにあがってくる動画を見るのにすごく忙しかったですね。
「インターネットってすばらしいな」ってずっと思い続けた引きこもり生活でした。






本人も周りも気にしないことがきっかけ

今までの不登校生のインタビューとは違い、不登校時代からポジティブな菊池良さん。ご自身も不登校生であるということをあまり意識されていなかったようです。そんな菊池さんですが、後編では株式会社LIGに就職するまでをお伝えします。

<菊池良>
高校中退後6年間の引きこもり生活を終えて大学へ進学。その後、「世界一即戦力な男」として就職活動後、株式会社LIGに就職。コンテンツボーイ(メディアクリエイター)として笑いにこだわる企画・執筆を担当している。

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不登校生の一番の理解者は、元不登校生です
私たちも味わったその経験を、現在の不登校生にお話します。

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