Load

元不登校生から、現代の不登校生へ
伝えたい想いがここにある

不登校生と元不登校生を繋ぐサービス
Clue(クルー)のご紹介

Clueとは?

不登校は面白い人生の幕開けだ

約10年間不登校経験 高校生で起業【後編】

小幡和輝

約10年間の引きこもり生活を経て大学にも進学された小幡さんですが、高校生時代に起業をされました。学生のうちに起業をされた理由や今後のビジョンや現在学校へ行ってない子たちへ向けてのメッセージを頂きました。※前編はこちら :約10年間不登校・引きこもり経験を経て高校生で起業。逆境をバネに唯一無二の存在に!【前編】

ルネサンス高等学校

──少し話を戻して、起業を決意された時期は?

高校3年生のクリスマス前後に起業しようと考えて、その1ヶ月後には実際に会社を起こしました。

──何故、学生のうちに起業した?

僕は学生時代に何をするかで、人生が変わってくると考えています。社会人になり、就職をすると自分の荷物がちょっとずつ増えてきて、結婚をしたら自由というのがなくなってしまうと思うし、何かするなら早い方が良いんじゃないかと。

大学生や高校生の方が社会人より時間がたくさんあるし、スタッフも若い子たちの方が融通が効く部分があります。あと、「学生です」と言う方が何か失敗をした時に「学生だしね」と結果を大目に見てもらえるところが正直あると思うんです。

いやらしいかもしれませんけど、そうやって許されるうちに経験を積んでおきたいですよね。

また、学生時代に出会う人は社会人よりも「1人の人間として」繋がっていられるなというのがあります。社会人になってから繋がると、◯◯会社の◯◯さんという肩書きがあるので、どうしても会社が関係してきてしまうし、人間関係も仕事上での関係になってしまう。

社会人になってからも仲が良い友人の割合をみた時に、学生時代から繋がっている友人の方が仲良い人が多いと、色んな方を見て思うんですよね。それをだいたいの学生は、卒業してから気づくんだろうなと思うんですが、僕は学生時代に気づくことが出来ました。

──事業内容はどのようなことをしている?

20個くらいやっているんですが、共通しているのは「人」というのを大切にしているとこです。

例えば人を集めてイベントを行うんですが、内容は幅広くやっていて、フェスやお祭りなどもありますし、室内でのワークショップや交流会などもあります。イベントの中で人生を変えるきっかけをつくって欲しいなと思っています。

他には4月頃に発表するので、具体的な名前をまだ言えないんですが、和歌山の名産を使った商品開発などを進めています。和歌山の良い物を改めてデザインしなおして、世界に発信する準備をしています。

現在、一番力を入れているのが、「社長訪問」という全国の経営者のインタビューをまとめたサイトです。学生に向けて発信をしており、この社長がいいなと思ったら学生が実際に会えるというサービスです。

僕自身が社長の人柄やビジョン、考え方などがマッチしないと働けないと思ったので、社長で選ぶ就活という目線でサイトを運営しています。和歌山で地元の経営者と学生で交流会も催しているんですが、全国からも評判の声が届くので、こうした取り組みをみんな求めているんだなと感じます。

「社長訪問」を始めるそれまでは和歌山だけで展開してきたんですが、和歌山という限定的な枠組みを取っ払った時の自分の力を試したかったのもありますし、アナログのリアルな場ではなく、Webサービスというクラウド上でどこまでやれるかを見たかった。和歌山を盛り上げていくという想いもすごく大切ですが、学生に対して何か出来ないかなという想いも自分の中で大切にしていたので。

これと連動して学生向けのメディアを運営しています。「社長訪問」は、就活やインターンを意識している子しか見てくもらえず、それだけではあまり広がらないので、姉妹メディアという形で流入しています。12月に起ち上げて既に10万PVほどの閲覧数があるのですが、50万PVを目標にしていこうと考えています。






──今後のビジョンは?

自分が一番人生で良かったと思えるのが「人との出会い」なので、人を紹介するサービスや、紹介じゃなくてもそれを伝えられたり、学生に向けてちょっと人生の視野を広げるサービスを運営出来たらなと思います。

「誰かが喜んでいる顔が見える」ということに重点を置いているので、自分の実体験がない事業はやらないと決めています。そうじゃないと抽象的なイメージしか出来ないので、とにかく自分のやりたいことや、やる価値があることかどうかをすごく意識しています。

世界的な規模の課題や社会問題はいっぱいあると思うんですよ。もちろん関心がないわけではないですが、そこも結局、実体験がなく具体的なイメージが伴わないので、僕がやるのはちょっと違うかなと感じます。だって実体験がないのに支援しますとか、信用が出来ないじゃないですか。事業のアイディアや事業規模ももちろん大切ですが、そこが一番ではないと思っています。

あとは「小幡くんがやっているから、この事業は面白いよね」と思ってくれることをやっていきたい。あとは、学生起業家として「学生だからすごいよね」ということろではなく、そこを越えていきたいですね。

──最後に現在悩んでいる子たちにメッセージは?

不登校は悪くないと思うし、不登校じゃなければ今の自分はなかったと思うので、僕は不登校で良かったと思っています。

学校に行かない子は家でゲームをしている子が多いと思いますが、ゲームは人生の役に立ったと感じています。僕は1日8時間で約10年間、トータルすると合計3万時間くらいやっていました。その時の経験や考え方、論理的思考、細かな話でいったら歴史のゲームが好きだったのでそこで歴史を好きになったり、勉強していないのにゲームで漢字を覚えたりしました。それらが身に付いたのでゲームが悪いとは思いません。

あとは不登校や引きこもりの期間って、だいたい1年〜2年くらいの人が多いと思うんですよ。僕は10年近く、つまり人生の半分を引きこもっていたベテランなわけです。そんな僕も何とかなったんだから何とかなるよと言いたいです。






ゲームのやり過ぎでも大丈夫

学校に行かないでゲームばかりしているのが心配という声を親御さんからよく聞くことがありますが小幡さんみたいなケースもあります。心配になることもあるかと思いますが、どれだけ子どものことを信じて見守れるかが大切なのかもしれません。

<小幡和輝>

1994年7月20日生まれ。10年近く不登校を経験。当時は一日のほとんどをゲームをして過ごしていた。(過去にプレイしたゲームのプレイ時間をトータルすると30,000時間を超える)中学校を卒業後、和歌山県立耐久高校定時制に入学し、校内、校外でさまざまな経験、人と出会い人生が大きく変わる。その経験から「人と人が繋げるキッカケを作りたい。」と強く想うようになり、人を繋げるツールとしてイベント制作をはじめる。

2013年2月にイベント制作会社和ーなごみを起業し高校生社長となり、3月には日本初となる高校生だけで経営するカフェ「ESPOIR」を設立。同年11月には和歌山最大規模のコンサートホールを貸し切ってイベントを開催。2014年には元ライブドア代表取締役社長の堀江貴文氏を和歌山に招き講演会を主催。500人を集客した。4月より和歌山大学観光学部に進学。同年11月には40校以上から500名以上の学生を集めた学生合同文化祭を主催し、5000人以上を集客。2015年には世界的な学生起業家のプレゼンテーションアワードであるGSEA(Global Student Entrepreneur Awards)で日本予選・アジア予選を通過。ワシントンD.Cで開催された世界大会に日本代表として出場した。7月より学生と社長のマッチングメディア「社長訪問」を立ち上げ代表となる。

ルネサンス高等学校



不登校生と元不登校生を繋ぐサービス
Clue(クルー)のご紹介

不登校生と元不登校生を繋ぐサービス Clueのご紹介
不登校生の一番の理解者は、元不登校生です
私たちも味わったその経験を、現在の不登校生にお話します。

Clueとは?