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不登校は面白い人生の幕開けだ

病気の症状を軽くする方法とは?【後編】

岡田拓也

通信制高校で大きな考え方の変化があった岡田さん。「もっと学校に行きたい、もっと一緒に遊びたい、もっと勉強をしたい」という想いが強くなった先を後編ではインタビューしました。※前編はこちら :パニック障害や強迫性障害がきっかけで不登校。接客業の極意であるホテルマンになるまで【前編】

ルネサンス高等学校

──通信制高校に行ってだいぶ精神的に救われた?

そうですね。もっと学校に行きたい、もっと人と喋りたいという気持ちが強くなり、週1のスクーリングじゃ満足が出来なくなり、高卒認定をとって早く大学に行こうと思いました。

最初は週1回我慢すればいいと思って通い始めた高校が、逆に高卒認定の勉強の息抜きに通信制高校に通うようになりました。その生活がすごく楽しかったです。

高校の卒業を待つ前に高卒認定が取れたので、小さいころから絵を描くのが好きだったこともあり、将来的に絵本作家になりたいなと考えていたので大阪芸術大学に進学をしました。学科は、アニメが好きでアニメなら作画が描けるので映像学科に入りました。

思った通り大学生活は楽しく充実していたので、悩んでいる暇もなく発作などの症状も治まっていました。

大学3年生の時に、アニメを作りたいなと思ってアニメ好きの友達と班を組んで作画をしまくりました。友達のうちに泊まりこんで、ずっと描いていたんですが、それを友達が映像にして、音響制作もしていたので更にそれに自分が作った音響をつけました。

遂に作品が出来上がってそれをみたときの感動がすごかった。その作品が大学内では奨励賞止まりだったんですが、海外で上映されることになりました。
自分は作品が出来上がった時点で満足したので、見に行ってはいないんですが(笑)

──みんなと作品を作り上げたことに感動を覚えた感じ?

そうですね。1人じゃなくてみんなと力を合わせれば素晴らしいものが作れる。それは物作りじゃなくても人と協力をするって良いなという感動が芽生えました。

──好きなことに熱中するということは病気ですらも忘れてしまう?

道を歩いていてもゆっくり歩いていたら色んなものが見えてしまって気になるじゃないですか。でもダッシュしたら目の前しか見えないので、障害物がどうでもよくなる。とにかく深いことは考えずに未来に向かって駆け抜けろ!という気持ちでした。まだその最中にはいるんですが。






──大学を卒業された後は?

性格が自由気ままな感じになってしまったんで、就活はしたんですが実はそんなにしていないんです。

なんとなく、漫画が好きだったんでネットカフェでアルバイトをしました。その後は、昔は人が怖かったのに人が好きになったので、警備員だと色んな現場に行けるので色んな人と会えると思い、その後は2年間警備員の仕事をしました。

もっと楽しいことがあるんじゃないかと思い、動物が好きだったのでその後はペットショップで働いたんですが、ペットショップは動物が好きだと可哀想になってしまい辞めました。

とにかく接客で人に尽くせるのはホテル業界ではないかと考え、とにかくおもてなしがしたかったので現在のホテルに就職しました。

──大学時代にすごく好きだったアニメを描くということから離れてしまった理由は?

そうですね。離れてしまったけど、密かに夢としては持っていますね。接客の仕事も楽しいですけど、やっぱりいつかは絵本作家になりたいと思っています。
今はお金を貯めているという感じです。

──絵コンテとかでアニメを描く職業や漫画家になりたいとかではなく、絵本作家を目指している?

絵本て何でもそうですけど、簡単そうに見えて奥が深くて夢をもてるじゃないですか。とにかく読み手に優しい作品がつくりたいなと思っているんです。

現在も仕事に行きながらですけど友達と作品をつくりました。それは漫画ではあるんですが、良い物語が思いついたので自分が原作を描いて、友達に絵を頼みました。こないだそれが完成したんですが、出来上がったものをみた時にすごく感激しました。

──仕事も接客業が好きで楽しいし、趣味でも自分の好きな作品を作るという生活がすごく楽しそうですね。

仕事は楽しいんですけど、もっと色んなことをやりたいなというのがあって。今、ものすごく楽しいです。

──お話を伺っているとあまり正社員とかフリーターとかにこだわる必要はないんだなと思いました。

そうですね、全く肩書とか気にしないですね。大学に行きたいと思ったのも、肩書とかではなくなんとなく楽しそうだなと思ったんですよね。

僕の場合は楽しければいいかなと。僕の場合は人に尽くすのも大好きですし、色んな生き方がありますよね。
人に尽くして自分にも尽くすとみんなが幸せになるみたいな感じです。

だから今はフリーターですけど、接客の仕事をしながら、まだまだレールを走っている途中といった感じです。

──最後に悩んでいる子たちになにかメッセージはある?

あまり気負いせず、自分が正しいと思っている道を歩んで欲しいなと思います。
絶対に悩んだり気持ち的に沈むこともあるけど、生きていたらなんとかなるし、生きているからには楽しい人生を歩んだほうが得じゃないかなと思います。

深く考えずにもっと楽に生きようよと伝えたいです。






肩書なんて関係ないし今を楽しむこと

岡田さんのお話を伺っていると、本当に今が幸せなんだなということが伝わってきました。将来を気にして心配になったり、不安になったりすることでストレスを感じると思いますが、今を楽しく幸せに生きることの重要性にはっと気付かされるインタビューでした。

<岡田 拓也>
大阪芸術大学卒業。大学時代に制作したアニメが海外で上映。現在はホテルマンとして働きながら趣味で漫画やイラストを描き絵本作家を目指している。

ルネサンス高等学校



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