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女子のいじめから不登校 フリースクールに通う決意【前編】

山口恵理香

今回インタビューをさせて頂いたのは、webライターやコラムニストとして年間2000本の記事を書いている山口さん。フリーランスとして時間の管理をきっちりこなして、働く女性という印象が強い彼女も不登校経験者です。前半では山口さんの不登校時代を伺いました。

ルネサンス高等学校

ー不登校を経験したのはいつ?

中学1年生の後半から3年生にかけてです。

ー行かなくなったきっかけは?

女子校だったんですけど、女子特有の体質がありました。みんながみんな誰かと一緒にいなくてはダメだったり、クラスの中でグループの派閥がありました。

どこかのグループに所属してなくてはいけなく、それに疲れてしまったのと、誰かが常にいじめのターゲットにされていて、いじめが普通に行われている環境でした。

気がついたら、自分がターゲットにされていました。「髪型がおかしい」とか「目つきがきつい」とか色々言われ始めて「無理だな」と思いました。

ーそのようなことがどのくらい続いていた?

数ヶ月くらい続いていたと思います。直接的ないじめではなく、先生たちにバレない範囲でじんわり攻めてきました。

ーそういう出来事があって行かなくなるまでの期間はどのくらい?

正確には覚えてないんですが、決定打が1つありました。

「死ねよ」と書かれてある内容のメールが直接的にくるようになって、もう無理だと思いました。

メールがきた翌日からたぶん行ってないと思います。そんな状態で行っても自分が疲れるだけだと思ったので、潔く諦めました。

ー女子に対する苦手意識は生まれなかった?

未だにあります(笑)女子っぽい女性よりかは、男性っぽい女性だったり、男性と話していた方が話しやすいですね。

ー行かなくなった時の親の対応は?

戸惑っていました。今にして思うと、自分が子どもをもうけた時に同じように学校に行かなくなったら、適切な対処が出来るかと言えば自信がないです。

当時の親はどうしたら良いかわからなかっただろうと思います。最初の頃は「学校に行け」と毎日言われていました。

私は「行きたくない」親は「行きなさい」と、ひたすら応戦する日々でした。

ー転校は考えなかった?

受験をして入っているので、そう簡単には転校できないというのと、転校をするにしても、学校に通えていない期間が長かったので、勉強が追いついていないという事情もありました。

転校して環境は良くなっても、勉強が追いつかなかったらまた同じことになってしまうので、とりあえず在籍はしながら、フリースクールに入ることにしました。

ーフリースクールに行ったきっかけは?

雑誌か新聞か忘れてしまったんですが、見ていた時にフリースクールの存在を知りました。

それからはインターネットで調べました。都内にいくつかあったので、行きたいところを3つくらいピックアップして、順番に見学に行ってここなら大丈夫かなと思えるところに行きました。

ー自らフリースクールに行きたいと思ったのはなぜ?

学校には行けなかったけど、勉強はしたい気持ちがありました。先々のためではなく、勉強が好きだったのと、適度に人と接する機会を持ちたい気持ちもあったと思います。

最初の頃は引きこもりだったので、これはまずいなという気持ちがあり、外に出る機会が欲しいと思いました。

ーフリースクールに行きたいと言った時の親の対応は?

中学校の学費以外にフリースクールの学費も親が払うことになるので、父親を説得しなくてはいけませんでした。

最初の頃は父親に大反対されたんですが、「こういう理由でフリースクールに行きたい。これからこんな風に大学は行きたい」ということをノート一冊にまとめて父親に渡し承諾を得ました。

ー口ではなくノートに書いた理由は?

父親と娘の関係って結構独特じゃないですか?母親とは話したり共有したりしてたんですが、父親は仕事が忙しく…。

口頭だと喧嘩になりやすいので、ノートを見てもらい、考える時間を作ってもらいました。

ーフリースクールは通えた?

フリースクールは行けました。

ーフリースクールに行けた理由は?

単純に似たような子たちが集まっていたのと、他人に対しての思いやりや感受性が強い子も多く、通いやすかったです。

そこでいじめが起きるということもあまり、考えられなかったので、そういう点では行きやすかったです。

ー何人くらいいた?

小規模でいても4〜5人でした。

ーフリースクール先では勉強を?

はい、英語と現代文を勉強しました。

勉強が必須ではなく、比較的自由度が高いフリースクールでした。

ー勉強は自宅でも出来るけど、フリースクールに行った方が良かった?

引きこもりを否定するわけではないんですが、こもっていると自分のタイプ的には落ちていく方だったんで、外に出る機会が欲しかったです。

後は先々のことを考えた時に、人とのコミュニケーション能力が極端に下がってしまうのは嫌だなと思いました。

ーフリースクールに通うことで学校の出席日数にカウントしてもらえた?

たぶんカウントしてもらったんですが、最初から学校側が出席日数にカウントしてくれるのを認めてくれたかというと、そうではないと思います。

病院にも通っていたので、病院の先生と学校が相談し合ってという流れでした。

最終的には日数としてカウントしてもらったんですが、卒業間際に大量の課題が出ました。それをクリアしないと卒業は認めないと言われて、どうにか課題をこなしました。

卒業証書は頂いているんですが、同級生とは違う日付になっています。

ー病院では病名がいつた?

はい、診断されて未だに2〜3ヶ月に1回通っています。適応障害という病気です。

メンタル的な病気って見た目ではわからないので、体調が悪い時に周りに理解されず、未だに苦しむことはあります。

ーどんな症状が?

なんとなくイライラしてしまったりだとか、朝起きてエンジンが掛かるまで鬱っぽかったりします。

ー薬は飲んでいる?

はい、もうその先生とは10年来の付き合いなんですが、その間に徐々に薬を1mm単位で減らしてもらっています。

子どもを産むかわからないんですが、妊娠をした時にいきなり止めるということだけは、しない方向性で当初から動き出しています。





口で伝えられないことは文字に書き出す

山口さんはフリースクールに通いたい気持ちをノートに書き出し、父親に伝えることが出来て、結果的には文字を書くお仕事をしています。

言葉にうまく出来ない場合は、文字で書いてみるという方法を取るのは良い手段かもしれません。

LINE

<山口 恵理香>

webライター・コラム二スト。2013年にwebライターとして活動開始。年間2000記事以上を執筆し実績多数。中学時代は不登校を経験。2017年からはカウンセラー業も開始。著書は「あなたの時間を劇的に増やす!月300本を生み出すwebライターの時間管理術」(電子書籍)



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