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Clueとは?

不登校は面白い人生の幕開けだ

同年代の友達との関わりで変わることが出来た【後編】

佐々木 友厚

通信制高校に通うようになった佐々木さんですが、不登校中は親族以外とのコミュニケーションをとっていませんでした。どのようなきっかけで、現在の明治大学まで進学されたかを伺いました※前編はこちら。:先生がきっかけの不登校 アメリカと日本の違いとは?【前編】

ルネサンス高等学校

通信制高校はどんな感じだった?

高校1年生の頃は、学校に行くのが嫌で嫌で仕方なく、レポートだけ書いて提出しに行くだけでした。

学校に行った後は30分くらいで直ぐに帰ってくるという感じでした。

初めはそんな感じだったんですが、高校1年生の終わりくらいに転校生がやってきました。

先生に「ちょっとだけ転校生に挨拶くらいしてあげて」と言われて、断りきれずに渋々挨拶をしました。

その転校生が思った以上に良い子で、久々に友達と関わって楽しいという感覚を思い出しました。

そこから、その子に色んなところに連れていかれ出かけるようになりました。

その流れで、高校1年生の頃は、学校に週2日通っていたんですが、高校2年生から週5日で通い始めた感じです。

友達の影響が強かった?

強かったですね。そこからまた新しい友だちが出来て、自分の世界が広がっていったのが高校1年生の終わりから高校2年生にかけてです。

きっかけを与えてくれた友達は他の人とどう違った?

明るくて、行き過ぎない程度に強引だったのが良かったと思います。

当時は誰かと話したいと思いつつも、自分からはあまり話しかけることが出来なかったので。

友達はどういうところに連れて行ってくれた?

通信制高校のイベントがメインなんですが、例えばボクシングの体験授業とかディズニーランドに行くイベントとか。

僕は絶対行きたくなかったんですが(笑)、連れて行ってくれて、そこで新しい人と出逢うみたいな感じですね。

イベント自体は普通だったんですが、友達が増えていったりコミュニケーションを取るのが楽しかったですね。

大事なのは同年代との関わりだと思います。

通えるようになってからは高校生活は謳歌した?

高校2年生はだいぶ謳歌しましたね。高校3年生は受験の年でした。

仲良くなった先輩が、受験で苦労をしていたので、高校3年生は受験勉強をやらなきゃなと思いました。

当時は学校に行くことへの抵抗感があまりなくなっていたし、就職もまだ考えれなかったので、親に大学に行きたいということを話しました。

通信制高校は時間の融通が効くので、同時に予備校に通いだしました。

どの大学に行きたいとかはどうやって決めた?

アメリカに住んでいたので、英語だけは得意科目でした。英語で進学できるところはどこだろうと考えたら、国際系の学部なのかなと思いました。

後はもう一つ理由があるんですが、高校2年生の頃に修学旅行でアメリカとカナダに行く機会がありました。

周りがあまり英語が出来ない中で、自分が英語を頑張っていたら「ありがとう」と感謝されました

その時に、英語を話せて良かったなと思えたので、興味が言語とか国際の方面に興味が偏っていったというのはあるかもしれません。

それまで勉強をしてなかったのに明治大学に入学出来た?

そうですね、本当によく受かったなと思います。

古文の偏差値は28を叩き出したこともあり、先生からも逆にどうやったら取るのと言われたこともありました(笑)

3教科だけと決めていたので、時間配分して勉強が出来たので、好きなことをするって意味では通信制高校はありだなと思います。

大学生活で不登校だった時の劣等感は感じなかった?

そうですね。逆にここまでこれたという自負があったんだと思います。

周りは今まで結構必死に勉強してきたけど、僕は高校2年生までは遊んでいて、最後に頑張ってなんとか受かりました。

でも最終学歴は周りと一緒なのであまり劣等感は感じなかったですね。

他の人と違うなと思ったので、あまり進んでは言いたくはなかったんですが、「高校はどこ?」と聞かれたら素直に話すくらいな感じですね。

今になって思うと、高校2年生まで好きなことをやっていたという期間があったのが逆に良かったと思います。

遊んでいる期間がなければ受験していたのかなと思う時もありますね。

遊んでいた期間がなければ受験をしていなかったかもと思った理由は?

友達と遊んで満足するだけではなく、先輩とも遊んでいたので、その人たちが苦労をして大学に行った背中を見ていたから、頑張らなきゃなと思えました。

大事な人たちが行っているところに、自分も行ってみたいと思えるということが大切なのかなと思います。

だからと言って遊べとは言えないんですが(笑)

不登校支援に興味を持ったきっかけは?

バイトで英語を教えているんですが、教え子で不登校生の子がいて会う機会がありました。

実際に話をしてみて、すごくこの子の気持ちがわかるなと思いました。

この子のためになら、時間やお金も使っても自分が後悔しないなと感じました。

そこから不登校支援に興味を持ちました。仕事じゃなくても、人生という目標の上では関わっていきたいなと思いました。

「人に価値を与える」ということは大事なことだと考えていて、「僕が与えられるものは何なのか、与えられる人は誰なのか」と考えた時に、不登校生は僕だからこそ何か与えることが出来る子たちなのかなと思いました。

僕は今まで物にお金を掛けるのがあまり好きではなく、逆に言ってしまえばそこまで熱中するような物はなかったんです。

でも、この子のためならお金も時間も使えるなと思えたことが自分の中では驚きでした。

そこで「これはもしかしたらやりたいこのなのかもしれない」と思えたのが大きなことでした。

今悩んでいる子達に対してなにかある?

不登校は引きこもりとはちょっと違うかなと思っていて、学校には行きたくないっていう人たちだと思うんですよね。

学校に行かないこと自体は、別にいいと思っているんですが、ただ、人と会うのを止めてほしくないなと思います。

僕の場合は、通信制高校で出逢えた友人から世界が広がってきて、今では自分の歩んできた人生に満足しています。

そのようなきっかけは、人との出逢いかもしれないし、もしかしたら趣味かもしれないし、パソコンの中の出逢いでも良いかもしれないです。

でも、

誰かと逢うこと、何かと出逢うことを止めないで欲しい。

出逢えたからこそ、楽しいと思えたり、やりたいと思えることが見つかる可能性はみんなイーブンにあると思います。

学校に行けなくなったら、学校以外の何かを探してみるというのが、自分も周りも助かる道なのかなと思います。

<佐々木 友厚>

明治大学国際日本学部在学中。大学1年の時に学生団体AIESECの明治大学支部に所属。海外のインターンをしたい学生と日本の企業をマッチングするサービスを行う一員となる。







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不登校生の一番の理解者は、元不登校生です
私たちも味わったその経験を、現在の不登校生にお話します。

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